『もう駄目かと思いました』

数年前、もう少しで約230万円 の手付金を、あわや失うところだった方の言葉です。

最近、肌で感じることなのですが。。。
当社に寄せられるトラブル相談が 「年々増えてきている」という事実があります。

そのなかでも最も多いのが、『契約後の業者とのトラブル』です。

「引越してみたら、お隣と境界でもめている物件だった」
「引渡し後に、南側隣地にマンション計画があるのが判明した」
「こんなシロアリ物件だとわかっていたら最初から買わなかった」
「請負契約後に、別料金のオプション工事がどんどん出てくる」
「将来は建替え予定で買った家なのに、再建築不可物件だった」
「現在の家と同じ広さの家が建たないことが後から判明した」
営業マンとの間で“言った言わない”でトラブルになっている

ほとんどが手遅れに近い状態になってからの相談ですが、きっとワラをもすがる思いをされてるんだと思います。こんなお声を聞く度に、やりきれなくてなんだか暗い気持ちになってきます。

よく話を聞いてみると、確かに相手側業者にも説明の不足がありますが、これらの不動産取引の失敗は、消費者側の勉強不足にも要因があると思います。

誰にとっても人生を左右するような大きな決断なのに、驚くほど皆さん業者任せ。
自分で納得のいく決断をするために知識を得たいという方が非常に少なく、正しい判断基準すらもっていない事がわかってきました。これでは失敗しない方が不思議なくらいです。

でも、冷静に考えてみると無理もないんです。

今の日本においては勉強したくても(不動産や建築の)教育システム自体が皆無で、我々の不動産業界自体もまだまだ不透明で閉鎖的な業界だからです。
欧米の様な透明性のある取引環境の実現が急務だと思いますが、残念ながら現在の日本においては「自分の身は自分で守る」しか方法はないようです。

『契約するまではあんなにいい営業マンだったのに・・・』 ため息と一緒に、こんなせりふが出ないようにしたいものですね。

不動産購入は、一生涯で最も高い支出です。失敗は許されません。

高いお金を出して、ハズレにあたった時、自分だったらどんな気持ちになるか、“バクチ”じゃないんですから当たり前なんですが・・・。
しかし、恐れる必要はなんにもありません。
簡単なポイントさえしっかり押さえていれば、ほとんどの場面に応用ができるからです。


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